2008年3月16日日曜日

思い出胸に学びや巣立つ 14―16日 _(出羽の国)庄内26中学校で卒業式

 庄内地方の中学校10校で15日、卒業証書授与式が行われ、卒業生が3年間の思い出を胸に学びやを巣立った。

 庄内の中学校では14日に2校、15日に鶴岡・田川地区の10校、16日は酒田・飽海地区を中心に14校で卒業式が行われる。

 このうち三川中学校(森晃校長、生徒240人)では、多くの来賓、保護者が見守る中、午前9時すぎに開式。森校長が89人の卒業生一人一人に卒業証書を手渡し、「中学卒業はひとつの通過点。これから歩むのは自分で決める道。決して平坦な道ではないかもしれないが、たくましく立ち向かってほしい。人は人の間で成長する。人とのかかわりを大事にしてもらいたい」とはなむけの言葉を送った。

 在校生の「送ることば」と合唱「心の中にきらめいて」、「旅立ちの日に」を全校合唱した後、卒業生を代表して大川裕平君が「僕たちは今後、自分だけでは越えられない壁に当たると思う。その時はきっと周りの仲間や家族が助けになってくれる。誰かが壁を越えられない時は自分から助けてあげてください。それが三川中を温かいものにしてくれる。支えてくださった皆さん、ありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。

 最後に「大地讃頌」「巣立ちの歌」を力強く歌い、旅立ちに決意を新たにした。

2008年3月15日土曜日

味覚も春に タラノメ収穫盛ん 出羽の国鶴岡・黒川

 促成栽培された山菜のタラノメの出荷作業が、庄内地方の栽培農家でピークを迎えた。鶴岡市黒川の秋山進さん(63)方のビニールハウスでは、節ごとに切られた幹がずらりと並び、青々としたタラノメの新芽が収穫されている=写真。

 タラノメは「山菜の王様」とも言われ、促成栽培は庄内地方が発祥とされる。ここ数年では需要が右肩上がりに伸びている。現在の県内の出荷量は全国の6―7割を占めており、特に最上地方で盛んに栽培されている。

 秋山さん方では5年前から促成栽培を始めた。転作田を利用して原木から栽培し、育った幹を節ごとに切りそろえた後、1―3月にかけてハウス内で芽出し作業を行う。
 収穫作業は、秋山さんと妻の文さん(61)の2人で進める。昨年より2週間ほど早い1月20日すぎに出荷が始まり、今月上旬にピークを迎えた。関東方面を中心に約1万3000ケース出荷するという。

 秋山さんは「昨年は強い風がなく、原木の葉が傷まなかったおかげで新芽が大きく育った。Lサイズを多く出荷できている」と話していた。

2008年3月12日水曜日

3月の声を聴くと、春が一段と待ち遠しくなりませんか?出羽の国の 春を探しに森に行きましょう。

 森で春の訪れが一番早いのは樹の根元です。ここだけは、やけに早く雪が解け始めて、ぽっかりと筒状にへこんでいるのをよく見かけます。このへこんだ部分のことを「根空き」と呼ぶそうです。雪の専門家である農学部の小野寺教授が教えてくれました。根空きが迎える早い春は、どうやら森の生き物にとってもありがたいようです。

 山形大学に赴任したばかりのころ、私は当時3年生だった石井健君とよくブナ林を歩いたものです。あれは、もう雪が完全に消えた初夏のある日のこと。種(たね)や芽生(めば)えの研究が専門なので、私はうつむきがちに歩く癖があるのですが、この日はその視線の先に奇妙な現象を見つけました。ブナの若木がブナの親木の周りに限って見当たらないのです。私たちがよく行く櫛引のブナ林は、地表にびっしりと若木が茂っているのですが、気がついてみると根元だけはどこも不思議と若木がありません。石井君と私の思索の旅はこんな些細な発見から始まりました。もしかしたら、これは春の根空きと関係するのではないかと直感したわけです。

 ブナの種は山のネズミにとって貴重な栄養源で、種が落ちる秋にネズミは必死に食べます。しかし、山の秋は短く、やがて深い雪が森を埋め尽くすようになると、ネズミたちが餌探しに苦労する季節が始まります。しばらくの間、彼らはひもじさに耐えなければなりません。長い試練の時を経て、やっと春の気配を感じるころ、幹の周りに根空きができて隠れていた地表の種が顔を出したらどうでしょう。飢えたネズミたちにはパラダイスとしか思えないはずです。狭い根空きにある種は一心不乱に食べ尽くされてしまうので、そこだけ夏の芽生えがないのも当然です。

 石井君は、これを確かめるために相当に面倒な実験を始めました。まず、根空きにブナの種を置き、まだ雪が残っている場所にも種を埋めました。雪が無くなるのを待って調べると、やはり根空きの方だけ種は見事に無くなっていたのです。ネズミが食べたに違いありません。念のため、根空きにカメラを設置してみると、ちゃんとネズミが写っていました。これがプリントされてきた時には、二人で抱き合わんばかりに喜んだものです。私たちの小さな発見は、「日本のブナはなぜ豪雪地帯に多いか?」という昔からの壮大な疑問にネズミと雪がかかわっていることを明らかにしたのです。

 石井君は今、栃木にある環境関係の会社で働いています。奇しくも今年はネズミ年。「先生、今の仕事も楽しいですよ」と書かれた年賀状が、根空きを探すネズミのイラストとともに届きました。元気な便りは何よりも励みになります。そして、出羽、庄内にまた春が来て、私たちは今年も卒業生を見送る季節を迎えます。

(山形大学農学部准教授、専門はブナ林をはじめとする生態学)

2008年3月11日火曜日

出羽の国にも春が・・・陽気に誘われ“春告げ梅” ポッと一輪ほころんで 鶴岡市の大宝館前

 鶴岡公園の大宝館前で“春告げ梅”が、穏やかな陽気に誘われ、一輪の赤い花を咲かせた。

 酒田測候所によると庄内地方は11日、正午現在までの最高気温は12・5度で、4月上旬並みの暖かさになった。

 大宝館前にある2本の紅梅のうち、同館に近い東側の木は毎年2月中旬ごろから3月にかけて開花し、市内でも早く咲くことで知られている。

 同館職員が11日に、東向きのつぼみが一輪ほころんでいるのを見つけた。晴れの日が続いた先週末から今週にかけて咲いたらしい。開花時期を記録している同館によると、暖冬だった昨春に比べると1カ月ほど遅い開花という。

 同館では「先週末までは赤いつぼみだったので、開花までもう1週間はかかると思っていたのだが」と話していた。
     

2008年3月10日月曜日

雛人形への思い語る 伝統行事 次世代に継承 酒田で文化交流会

 日本の伝統的な「お雛(ひな)さま文化」に焦点を当てた「『日本のお雛さま文化交流会』inやまがた出羽の國(くに)庄内」が8日、酒田市の東北公益文科大公益ホールで開かれた。県内外で雛人形の展示・公開にかかわっている人たちによる講演やパネルディスカッションなどを通じて、日本人の雛人形に寄せる思いや雛人形を介した地域間交流の可能性を考えた。

 この交流会は、庄内観光コンベンション協会(会長・富塚陽一鶴岡市長)が2006年から開き、今回が3回目。同協会が取りまとめ役となっている広域観光イベント「庄内ひな街道」の一環として、庄内地方のお雛さま文化の発信、交流の拡大などを図るもの。後藤靖子副知事らの来賓や、長崎、広島、滋賀、長野各県の団体など、県内外の約400人が参加した。

 はじめに吉徳資料室の小林すみ江室長が「雛人形 にし・ひがし」と題して基調講演。「人形は暮らしの中から生まれた、体温のある生活文化のかたち」とした上で、流し雛などに見られる「災厄をはらうもの」としての人形をはじめ、時代や地域性を反映する日本の人形の歴史を紹介。「人形は日本人が長い年月をかけて作り上げた宝物。若い人が受け継がないと滅びる。伝統も大事だが、より柔軟に考えて」と時々刻々と変わる人形の形より、人形をはぐくんできた心を伝える大切さを強調した。む

 続くパネルディスカッションでは、鳥取県用頼町ふるさと振興事業団の池本茂晴理事長、京都府の本鏡寺門跡百々御所文庫の田中正流学芸員、東京都中野区立歴史民俗資料館の木志野主任専門研究員、「婦人画報」の今田龍子編集長、本間美術館の本間万紀子副理事長の5人が、月刊「SPOON」の佐藤晶子編集長の司会で「ひな祭りと日本のこころ」をテーマに意見を交わした。

 「人形の寺」として知られる本鏡寺の田中さんは「住環境の変化などで雛人形を飾る家は減ってきたが、『祝ってもらった』という思いが人形を飾ることとともに次世代に受け継がれていく。正しい飾り方(楽しみ方、思い)を伝えて」、流し雛の伝統行事をまちおこしに生かしている池本さんは「親が子を思う気持ちを形にして後世に伝えたい」、今田さんは「一人一人が自分の好みのお雛さまを決め『会いにいく』ことで、日本の景色も良い方向に変わる」、雛人形の展示・交流イベントを続けている木さんは「お雛さま展は、職員との会話を含め楽しんでもらっている」など取り組みの様子や持論を述べた。
 最後に、庄内ひな街道に中心的にかかわってきた本間さんが「雛人形に限らず各家庭の中のオンリー・ワンを次世代に伝えて。『雛の縁(えにし、雛人形が取り持つ縁)』を大切に、日本中に温かな交流の輪を広げよう」と結んだ。

 講演に先立ち、酒田市の酒田マリーンジュニア合唱団、浜田ジュニア筝合奏団、鶴岡市の鶴岡放送児童合唱団が「お雛さまコンサート」としてそれぞれ合唱と合奏を披露、「ピュア(純粋)な歌声に心を打たれた」(今田さん)など、見事な演奏で喝采(かっさい)を浴びた。

出羽の国「門外不出」冬の峰松例祭神事 県外で初の披露 山伏のほら貝響き渡る

 東京・国立劇場の3月民俗芸能公演「山形 出羽の芸能」が1日行われ、小劇場に出羽三山神社山伏のほら貝の音が響き渡った。

 2部構成で午前の部では「山伏が伝える芸能」と題して、▽出羽三山神社で大みそかに行われる冬の峰松例祭神事(鶴岡市羽黒町)▽神室山の山伏が伝えたと言われる稲沢番楽・金巻(金山町)▽鳥海山の山伏が伝えたと言われる杉沢比山・翁(遊佐町)など山伏をテーマに行われた。

 このうち、冬の峰松例祭神事に関連して、宮野直生権宮司は「これまでは門外不出であり、県外で行うのは初めてのこと」と話した後に、山伏の修行や神事などについて丁寧に説明した。神前で祝(のり)詞(と)をささげた後出羽三山神社合祭殿で行われる「烏跳び」=写真=や「兎の神事」などの「験競」が演じられた。静まり返った会場で観客が舞台の神事を興味深く見守った。山伏のほら貝の音が響き渡り神事が終わったことを告げると、盛大な拍手が送られていた。

 午後の部は「山形を彩る芸能」と題して、女踊りと男踊りの花笠音頭(東京花笠連合会)や、古い様式と演目を500年にわたり農民が伝えた黒川能・羅生門(鶴岡市黒川地区)など、踊りと能を中心に行われ、前後5時間にわたって披露された。

 一方、ロビーでは開演30分前から民話の実演が松尾敦子さん(日本民話の会運営委員)によって演じられた。同じくレストラン前では「やまがたプラザゆとり都」が手作り団子や紅花染めの小物などの物産展を開いた。

2008年3月7日金曜日

「代理出産」営利目的には刑罰を…学術会議が最終報告書

「代理出産」営利目的には刑罰を…学術会議が最終報告書
 代理出産の是非を検討してきた日本学術会議の「生殖補助医療の在り方検討委員会」(委員長=鴨下重彦・東京大名誉教授)は7日、代理出産を「生殖補助医療法(仮称)」で禁止し、営利目的で代理出産を行った場合は依頼者を含めて刑罰の対象とすべきとする最終報告書をまとめた。

 今後は、国会での法制化に向けた議論に焦点が移るが、過去にも法制化を前提とした厚生労働省の報告書がたなざらしになった経緯があり、進展するかどうかは不透明だ。

 受精卵を第三者に託して出産を依頼する「代理出産」の実施については、依頼を受けた代理母や生まれた子供の身体的・精神的負担が大きいと判断し、外国で代理出産を行っている現状に歯止めをかけるため、新たな法律で禁止すべきと決めた。

 特に、金銭の授受などが絡む営利目的で代理出産が行われた場合は、依頼者と仲介者、医師の3者を刑罰の対象とした。出産を請け負った代理母は、「妊娠・出産を負担した被害者」などの理由で対象から外した。

 一方、現時点では代理出産に関する医学的情報が不足しているため、公的機関の厳重な管理のもとで代理出産を試行することは、例外的に考慮されてよいと指摘した。

 産婦人科医や小児科医、法律家、心理カウンセラーなどで構成する機関が、<1>依頼する女性に子宮がない<2>代理母が他からの強制を受けていない――など、厳しい条件のもとで試行する場合に限る。試行で問題が出た場合には、その時点で全面禁止にする。

 また、海外などで実施された場合の親子関係については、代理母を法的な母とするが、依頼夫婦と養子縁組することは認める。

 この問題に関し舛添厚労相は同日、「立法府で早めに議論することが必要。各国会議員が、自分の哲学に基づいて、考えをまとめる時期にきている」と話し、法制化に向けた早期の国会での議論が必要との認識を示した。

 同検討委は、法相と厚労相の要請を受け、代理出産の是非を中心に昨年1月から計17回にわたり審議を行ってきた。

(2008年3月7日出羽瓦発行 )

2008年3月6日木曜日

鳥インフルエンザすべて陰性確認 スワンパークカモの死骸 バリケード一部残し解除

 酒田市の最上川スワンパークで先月下旬、川面に浮かんだ状態でオナガガモ13羽が死んでいるのが見つかった件で、県庄内総合支庁は5日、県中央家畜保健衛生所(山形市)での鳥インフルエンザウイルス保有の有無について詳しい検査を行った結果、すべて陰性と確認されたと発表した。スワンパークへの立ち入り制限を行っている市では6日午前、「高病原性鳥インフルエンザ警戒本部」(本部長・中村護副市長)を開き今後の対応を協議した。

 市は先月29日、カモ死亡の通報を受け警戒本部を設置。最終結果が出るまでスワンパーク一帯への立ち入り制限をすることにし同日午前、バリケードを張るなど観光客らがスワンパーク一帯に近寄れないよう措置を講じてきた。

 愛する会の池田昭三副会長によると、愛する会ではこの期間、白鳥をはじめ野鳥に対する餌付けなど保護活動については継続していた。池田副会長は「鳥インフルエンザは陰性だったが、13羽のカモが死んだというのは事実。今後のこともあるので、何が原因で死んだのか知りたい」と話している。

 同市役所内で開かれた警戒本部で、関係各課長らが対応を協議。多くの白鳥がすでに北帰している上、カモの死因が特定できないこと、野鳥の毛やふんが多くあることから、立ち入り制限範囲は狭くするが、観光客らが岸辺に近寄らないようバリケードの一部を残すことにした。市職員が同日、一部を残しバリケードを解除する作業に当たった。

 市の措置に対し愛する会側は「まだ白鳥はいる。これでは観光客らが餌付けを楽しめない」などと反発しており、今月10日以降に市側と協議の場を設けることにした。
          

2008年3月5日水曜日

盆栽のレンタルサービス開始 村山の会社、毎月入れ替え

石木花は、毎月違った盆栽が楽しめる新たなレンタルサービスを始めた

 観賞植物など生産、販売の石木花(せきぼっか=村山市、後藤浩二社長)は、オフィスや旅館、ホテルなど向けに、盆栽の新たなレンタルサービスを始めた。独自に開発した手入れのいらないミニ盆栽を貸し出し、商品を毎月入れ替えて利用者に四季の移ろいを楽しんでもらう。一方で、回収した盆栽を自社で成長させて商品の価値を高め、それを再度貸し出すシステムを構築し、商品を循環させながらサービスを展開していく。

 同社の盆栽「石木花盆栽」は、用土と根の固定法の工夫で、深さ数センチの土壌でも高木を支えることができる。オフィス向けでは、深さ4センチ程度の土壌で高さ3メートルの樹木が設置でき、首都圏のビルなどで普及している。土の交換や給水もほとんど必要なく、これらの特徴で実用新案を取得した。

 レンタルする盆栽は、種子から育成し、高さ10センチ程度の木でも約5年かけて栽培。一般的な盆栽のように人為的に幹の形を造作せず、自然に近い形に仕上げている。また、土壌の表面をコケで覆い、土台となる小鉢の風合いとともに、小さな盆栽の中に自然空間を凝縮した。

 レンタルは、1鉢当たり月額1000円以下に設定し、月額3000円以上の契約から、商品を毎月交換する。契約者には、梅、桜、松、紅葉など季節の植物を定期的に送る。発送と回収は宅配便を使い、植物が傷まない専用ボックスも開発した。

 回収した盆栽は、次の旬を迎えるまで社内で管理、栽培。同社にとっては、年数を重ねるごとに商品の価値が高まる利点もある。

 商品をサイクルさせる仕組みは小売りにも活用する。店頭に並んで一定期間が過ぎた商品は回収して再度、育成することで、常に良好な状態の商品を提供している。農林水産省から防疫指導を受け、海外販売にも取り組んでいる。

 現在、介護施設やマンション向けのレンタル需要もあるといい、後藤社長は「盆栽の枠を超え、手軽に自然を楽しむ商品としてアピールしたい」と話している。

2008年3月4日火曜日

シャトル搭乗1週間前、土井隆雄さんがテレビ中継で会見

米・ジョンソン宇宙センターからテレビ会見する土井隆雄さん(東京・千代田区の宇宙航空研究開発機構で) 日本初の有人実験棟「きぼう」の「船内保管室」を国際宇宙ステーション(ISS)に運ぶ米スペースシャトル「エンデバー」の打ち上げを11日に控え、搭乗する宇宙飛行士の土井隆雄さん(53)が4日、米国と東京を結んだテレビ中継で記者会見に臨んだ。

 打ち上げ前の心境として、「心強い応援を受けて、搭乗員が一丸となってミッションを成功させるよう頑張りたい」と抱負を語った。

 1997年に続き2回目のシャトル搭乗となる土井さんの最大の任務は、シャトルのロボットアームを操ってISSに保管室を取り付けること。「丸1日かかる複雑な仕事で一番難しい。でもこれが日本が自由に使える最初の『宇宙の家(うち)』。ハッチを開けて中に入るのが一番の楽しみだ」と話す。

 16日間の搭乗期間中に「星や地球を見たり、宇宙うどんやそばのほか、他の搭乗員にも好評の日本の焼き鳥を食べたい」と述べた。

(2008年3月4日11時22分 出羽新報)

2008年3月3日月曜日

農業倉庫を改装 新産業創造館 賃貸オフィスが完成 情報発信のシンボルに

 出羽の国 庄内町が、同町のJR余目駅前で整備を進めていた町新産業創造館のうち賃貸オフィスが完成し2日、現地で内覧会が開かれた。1937年に建てられた庄内みどり農協新堀農業倉庫雑品庫を改装したもの。コンピューターシステム開発などの「日本ユニカシステムズ」(本社・東京都中央区、小松崎福次社長)の子会社「庄内ユニカソリューション」が入居する。

 新堀農業倉庫は、34年に建築された本倉庫(延べ床面積1350平方メートル)と、雑品庫(同435平方メートル)からなる。いずれも木造平屋建て土蔵造り。旧余目町長で庄内町名誉町民の建築士・故高梨四郎さん(1902―90年)が設計を担当した。

 町は今回、企業誘致や雇用創出を図ることを目的に、同農業倉庫を活用し新産業創造館を設置することにし、今回は雑品庫を木造一部2階建て延べ床面積463平方メートルの賃貸オフィスに改装。中には事務室2室のほか、エントランスホール、休憩ロビーなどがある。

 設計担当者によると、外観は極力元の姿を復元、内部は蔵の持つ独特の空間を損なわずにオフィスとしての性能を整え、知的生産の場にふさわしいクリエイティブな環境を目指したという。工事は昨年12月20日にスタートし2月末までに完成した。総工費は8179万円。

 内覧会では、原田眞樹町長が「関係者の皆さんの協力で立派なものが完成した。ここから新しい情報を発信したい。町のシンボルとして生かしていこう」とあいさつ、町産業課の阿部金彦主幹が事業概要を説明した。

 その後、参加者は施設内を見学。土蔵らしさを残すしっくいの壁をさわって「本当に土蔵だったんだ」などと話していた。

 町産業課によると、庄内ユニカソリューションは4月1日に開業。当面は現地採用の11人、本社からの10人の計21人態勢で事業を展開する予定という。本倉庫については2008年度以降に整備する予定になっている。

2008年3月2日日曜日

出羽の国春を華麗に彩るテーマ観光 庄内ひな街道

 庄内地方に数多く残る雛(ひな)人形を巡る春のテーマ観光「庄内ひな街道」が1日から始まった。今シーズンは新たに湯田川温泉旧白幡邸が加わり計8カ所で雛人形を展示、庄内の春を華麗に彩る。

 旧家などに数多く残る雛人形の展示を観光の目玉に、庄内観光コンベンション協会が2000年から展開している広域観光事業。05年12月には文化庁が選定した「私の旅100選」で特別賞に選ばれ、毎年県内外から多くの観光客が訪れている。

 展示会場の一つ、鶴岡市の致道博物館では、庄内藩酒井家に伝わる雛人形や雛道具を中心に、市内外の旧家所蔵の段飾り、市内12菓子店による伝統の雛菓子などを展示。

 酒井家かたばみ紋や田安徳川家葵紋が施された精巧なつくりの雛道具、表情豊かな各時代の雛人形など貴重な品が並び、来場者が一つ一つに見入っていた。東京から訪れたという女性は「古い時代のお雛さまを初めて見たが、大きさもさまざまで、当時からこれほど華やかにお祝いしていたことに驚いた」と話していた。

2008年3月1日土曜日

釣りバカ、至福の勘違い

 昨秋からずっと釣りに行っていない。潮の香りや手にこびりついたオキアミのにおい、魚の食い付きを示す竿(さお)の振動…。何もかもが恋しくなり、ついには夢の中にまで沈むウキの残像が出た。我慢の限界だった。何でもいいから魚を釣りたい。同じ“症状”に襲われていた先輩記者と連れ立ち、道具一式を車に積み込んでいざ、庄内へ。

 狙う魚はヘラブナ。場所を「どこもポイント」という玉虫沼(山辺町)に決めた。最低でも1匹は釣れるはずだ。まずは道具の準備。当然何一つ持っていないので、お世話になっている山形市内の釣具店に相談してみる。

 酒田の釣り具屋で得た「吹浦でアジが釣れている」という情報を基に、吹浦漁港へ向かった。やや冷たい風が吹くものの、適度に潮が動いていかにも釣れそうな雰囲気。目の前にそびえる鳥海山の山容が快晴の夕空にくっきりと映える最高のシチュエーションの中、しばし無言で釣りに没頭した。

 クライマックスは1時間後、魚の活性が上がる「夕まずめ」の時間帯に訪れた。ウキが沈み、慣れ親しんだ「ググッ」という手応え。思わず絶叫した。「来ました! アジです!」。しなる竿と生命反応を示す断続的な振動。興奮の中、大騒ぎしながら引き上げてみると、糸の先にはアジよりはるかに鈍重な容p。「…あ、フグでした」

 通常ならがっかりなのだが、それでもこの日ばかりは特別。無念さはみじんもなく、数カ月ぶりに味わった竿の「ブルブル」の感触に不思議と大きな満足感を得た。この日収穫なしの先輩記者には、普段はフグに見向きもしないのに羨望(せんぼう)のまなざしを送られた。

 餌取りの代表格であり、糸をかみ切ることも多いフグは普段あまり歓迎されない「外道」。狙ったアジこそ釣れなかったが、これだけは自信を持って言える。日本中に、あるいは世界中に、この日のわれわれほどフグに歓喜し、高揚した釣り人はそうそういないだろうと。釣り好きゆえに、この“大いなる勘違い”がなされたのだということを。(T)

2007年5月25日(出羽釣りバカ)

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2008年2月29日金曜日

 酒田、カモ死がい発見受け スワンパーク立ち入り禁止に 酒田、カモ死がい発見受け

スワンパーク立ち入り禁止に 酒田、カモ死がい発見受け

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2008年2月29日(金) 14:07

最上川スワンパークに立ち入ることができないよう、周辺にバリケードを設置する酒田市の職員

 酒田市の最上川スワンパークでオナガガモ13羽が水面に浮いた状態で死んでいるのが見つかったことを受け、市は29日、観光客らがスワンパークに立ち入ることができないよう、周辺にバリケードを設置した。

 市の職員13人が同日午前9時ごろから、作業を開始。スワンパーク駐車場から川岸に進入することができないよう、約100メートルにわたってロープを張ったり、立ち入り禁止を警告する看板を設置するなどした。

 また、国土交通省酒田河川事務所でも、下流にある出羽大橋からスワンパークにかけた右岸側数カ所で、川岸に進入できないよう、バリケードを設置した。

 周囲は物々しい雰囲気に包まれ、写真撮影に訪れていた男性が、市の職員にスワンパークへの立ち入りを禁じる理由を問い詰める姿も見られた。

 酒田市白鳥を愛する会の碇谷啓二会長は「スワンパークが危険だという印象を観光客に与えてしまうので、封鎖は控えてほしかった。しかし、観光客や市民の安全を考えるとやむを得ない」と苦渋の表情を見せた。
(出羽文書班係)

2008年2月28日木曜日

参道をつつむ神秘の世界 金峯神社で名物「雪灯篭祭」

 鶴岡市青龍寺の金峯神社(松浦光也宮司)で27日夜から28日にかけて、山開き祭「金峯山雪灯篭(とうろう)祭」が開かれた。27日夜には金峰山中腹の中の宮周辺に約120基の雪灯篭が並び、大勢の参拝客が足を運んだ。

 山開き祭は、修験者が旧暦2月28日に金峰山に入り、国家安穏を願う大祈祷(きとう)を行って修行の始まりとした故事にちなむ伝統の祭事。昔から男女がふもとから手を携えて登ると良縁に恵まれたことから「えんむすび祭り」とも呼ばれ、この日に参拝するとご利益が高いとされる。

 祭り名物の雪灯篭は、地元の黄金地区の住民たちが祭りに花を添えようと、実行委員会を組織して毎年作っている。今年は、同神社中の宮から参道にかけて高さ約2メートルのものを基準に大小約120基を完成させた。

 27日は午後7時すぎ、点灯式で幕開け。式の後には、参加者による「火入行事」が行われ、地元の子供たちや参拝客が雪灯篭に火をともすと、辺りは神秘的な世界に包まれていた。
 28日未明には一番祈祷で山開き祭が始まり、本祭典が行われた。 (出羽風土記者)

2008年2月27日水曜日

方言で街づくり のれんに続き「会話集」 中通り商店街 無料配布、接客への活用図る

 方言による街づくりを進めている酒田市の中通り商店街振興組合(佐藤英夫理事長、組合員71人)はこのほど、方言による会話をまとめた冊子「酒田方言 まちなか会話集」を発刊した。観光客らに無料で配布しコミュニケーションツールの一つとして役立ててもらうほか、市内の学校に置いて子供たちの情操教育の一助にしてもらう考え。

 同振興組合は2006年、経済産業省の「がんばる商店街77選」の1商店街に選ばれた。方言による街づくりは、▽消費者から気軽にきてもらえる環境づくり▽歴史文化の掘り起こしによる中心商店街の活性化▽地域独自の街づくり▽地域文化の次世代への継承―などを目的に同年からスタート。県や酒田市の助成を受けながら、これまでに「方言のれん」「方言ちょうちん」を製作、同商店街に飾り華麗に彩ってきた。

 今回の冊子は「これまで方言による単語集というものはあったが、会話集はなかった」(佐藤理事長)ことから、昨年6月に製作に着手。同振興組合方言による街づくり委員会(菅野信一委員長)のメンバーとともに、県立産業技術短期大学校庄内校国際経営学科の吉田勝紀准教授、東北公益文科大の半田結准教授らが協力した。

 このほど出来上がった冊子は、日常のあいさつ、接待・応対など実践的な内容になっており、「観光客との会話」「行き先をたずねられた時」「買い物客との会話」「あやまる時」など場面ごとに会話をまとめている。例えば、「行き先をたずねられた時」の会話としては、「そいだば、じょさね」「ここまっすぐいて、そんまめっさげ」「きーつけでの」など。「あえて注釈や訳を付けていないのが特徴。観光客と方言による会話を楽しんでほしい」(菅野委員長)という。

 持ち運びができるようA6判のポケットサイズ。巻末には「もっけだ」の使い方一覧や単語集を記載。1万部印刷し今後、同振興組合の各商店や同市の観光施設などで配布する。また、市内の各学校にも20冊ほどずつ配布することにしている。冊子に関する問い合わせは同振興組合=電0234(21)2601=へ。

2008年2月26日火曜日

出羽の国、庄内ってど~んな~トコ

庄内地方は、山形県の日本海側に面した地域で、羽黒山、月山、湯殿山で構成する出羽三山、秀峰・鳥海山などの山々に囲まれ、海と山という豊かな自然に恵まれた地域です。総人口は約32万人。庄内平野は日本有数の穀倉地帯としても知られ、おいしい米をはじめ、鶴岡市のだだちゃ豆、酒田市の刈屋ナシ、砂丘地のメロン、イチゴなどは庄内を代表する農産物です。俳聖・松尾芭蕉の「奥の細道」の舞台にもなり、日本三大急流にも数えられる山形県の母なる川・最上川は酒田市を通って日本海に注いでいます。日本海では新鮮な海の幸が水揚げされ、春のサクラマス、夏の口細ガレイ、岩ガキ、冬の寒ダラなどの海産物は全国的に高く評価されています。全市町村で温泉が湧き出る山形県の中でも、庄内には湯野浜温泉、温海温泉、湯田川温泉をはじめとした「名泉」が各地にあります。
 2005年7月に余目町、立川町が合併して誕生した「庄内町」を皮切りに、鶴岡市と藤島、羽黒、櫛引、朝日、温海の6市町村で同年10月1日に発足した新「鶴岡市」は約14万人の人口を抱え、山形市に次ぐ県内第2の都市となりました。同年11月1日に酒田市と平田、松山、八幡の4市町が合併して発足した新「酒田市」では、県内唯一の重要港湾である酒田港などを生かしたまちづくりが進められています。
 合併により、行政の垣根が取り払われた庄内は、新たな発展に向けて大きな期待が寄せられています

2008年2月25日月曜日

飲み口すっきり、うまい 温海地域限定酒 しぼりたて「摩耶山」

 鶴岡市温海地域の地産地消のオリジナル限定原酒「摩耶山」の販売が2008年20日から同地域の小売店などで始まった。この新酒の発売に合わせ同日、萬国屋を会場に座談会と新酒を祝う会が開かれた。試飲した人たちからは「香りが高く、とてもフルーティーな味わい」と好評価を受けた。
 温海地域の小売店でつくる「酒徳会」(佐藤満也会長、加盟20店)は2004年から、観光客にもPRできる地元にちなんだ新しい酒の創出を企画。東北銘醸(酒田市)へ依頼して限定酒の「摩耶山」の製造を始めた。
 昨年度から地元農業者の五十嵐武さん、伊藤右一さん、野尻善男さんの田んぼ約1・2ヘクタールで、摩耶山ろくの清水を引いて育てた「はえぬき」を酒米に用いており、本年度は昨年5月に田植え、同10月上旬に稲刈り作業を行った。
 今回の新酒は、従来の本醸造のほかに、限定販売用にしぼりたて原酒約2000本を仕込んだ。原酒の風味と切れ味の良いうまさが特長となっている。
 20日の地産地消推進座談会では、米生産者、地元農協、酒の製造元、小売店、地元旅館関係者など10人が出席。本年度の稲作や酒の出来具合などを話し合うとともに、地産地消について「発酵などがバランス良く、温海の地産地消に応えられる商品に仕上がった」「摩耶山の販売は地域住民たちが口コミで広めてもらえれば」「あつみ温泉のイベントで摩耶山をしっかりPRしていく」などの意見が交わされた。
 続いて、試飲会が行われ、「昨年よりもすっきりした飲み口でとてもジューシー」「果物のように香りが高い」「飲みやすく女性うけしそう」など好評を得た。
 限定販売用のしぼりたて原酒の「摩耶山」は温海地域の各酒販店のほか、温泉街の各旅館、物産館しゃりんなどで取り扱っている。1本720ミリリットルで945円。
 4月からは通年販売している本醸造酒(1・8リットル)の販売に切り替える予定という。
「摩耶山」の新酒の試飲が行われ、「香りが高く切れ味がいい」などと好評だった

2008年2月24日日曜日

雪の旅籠、幻想的にライトアップ 出羽国、西川・月山志津温泉街

温泉街に並んだ雪の旅籠がろうそくの光でライトアップされた=出羽の国西川町志津

 出羽の国西川町志津の月山志津温泉街で22日夜、雪で造った旅籠(はたご)をライトアップするイベント「雪旅籠の灯(あか)り」が始まった。雪で再現されたかつての街並みが、幻想的に照らされている。



 県内屈指の豪雪を生かして出羽三山信仰で栄えた旅籠の街並みを復活させようと、志津旅館組合と東北芸術工科大などが開催し、今年で3回目。温泉街の道路沿いに旅籠10基を造った。




氷と雪で造ったアイスバー。発光ダイオードの照明で不思議な雰囲気に=西川町志津

 旅籠の中には雪のベンチが設けられ、玉こんにゃくや飲み物を味わってくつろぐこともできる。青色の発光ダイオード(LED)を照明にした氷のバーカウンターでワインなどを楽しめる「アイスバー」なども。雪像にはろうそくがともされ、温泉街が優しい光に包まれていた。ライトアップは、24日と29日-3月2日の午後5-9時に行う。(出羽の国 文書官)

2008年2月23日土曜日

ニコマンショップだより

酒田市中通り商店街にある一時保育施設「にこっと広場」に2007年10月、子育て中のお母さんたちが手作りした小物やお菓子を展示販売する「nicomamashop(ニコママショップ)」がオープン。バッグやよだれ掛け、ルームシューズ、クリップなど手作りのぬくもりあふれる作品が並んでいる。

にこっと広場はNPO法人ニーズ・ルーム(片桐晃子理事長)が市の委託を受けて2004年に開設。子育て関係のイベント開催や、0~3歳の子供とそのお母さんたちの交流の場となっている。

常駐している片桐理事長は、広場を訪れるお母さんたちと話をするうち、出産で仕事を辞めてしまった英語の先生や声楽家など“その道のプロ”をはじめ、料理や針仕事が得意という「趣味にしておくにはもったいない才能を持った人が多い」と感じたという。しかし子育て中のお母さんたちが特技や技術を生かす場は少ないのが現状。「日ごろ利用している広場で作品の展示販売ができたら」と、県の「子育て支援サービス事業化支援事業」の補助を受け、広場の一角に棚を設置、ショップをオープンさせた。


初めは5人だった出品者も11人に増え、パンやお菓子などの食べ物、ネイルやエステといったサービスも商品に加わった。小物などはデザインのかわいさに加えて数百円で買えるとあって、広場を利用するお母さんを中心に大人気。出品しているお母さんたちは「自分が作ったものをお金を出して買ってもらえるという喜びが大きいようです」と片桐理事長。「将来的にはママたちが商店街の空き店舗を利用してお店を開いたり、ネット販売にもつながってくれればうれしい」と話している。

(2008年2月出羽国宮内、書庫係)


ニコママショップ
山形県酒田市二番町7-8
TEL 0234(23)6330

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開館時間= 午前9時~午後5時
休館日= 毎週月曜日

 


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開館時間= 午前9時~午後5時
休館日= 毎週月曜日

 

2008年2月22日金曜日

白鳥の北帰行が始まる 出羽の国・最上川のスワンパーク

2008年2月22日(金)

白鳥の北帰行が始まった最上川スワンパーク=酒田市 (出羽の国。担当記者)

 酒田市の最上川スワンパークで22日朝、白鳥の北帰行が始まった。酒田市白鳥を愛する会(碇谷啓二会長)の池田昭三副会長が、第1陣約30羽の飛行を確認。暖冬だった昨シーズンより9日遅いが、例年並みだという。

 この日は早朝から青空が広がり、雪で真っ白になった鳥海山の頂がくっきりと見られた。池田副会長によると、午前8時50分ごろ、オオハクチョウの群れが列をつくり、旋回しながら高度を上げて、鳥海山のある北の空に向かって飛び立っていった。その後もいくつもの群れが後に続いた。

 スワンパークには先月12日現在で9200羽が飛来。北帰行は4月中旬まで続く。


(出羽の国。担当記者)






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2008年2月21日木曜日

出羽の国、遊佐でウルイの収穫本格化

全国トップクラスの生産量を誇る遊佐町でウルイの収穫作業が本格化した

 ウルイの収穫作業が遊佐町で本格化している。年間約50トンと全国トップクラスの生産量を誇る同町では現在、約50人の農家がハウス栽培に取り組んでいる。

 ウルイはユリ科の多年草。本来の旬は4月中旬から5月にかけてだが、同町では促成栽培のものを2月ごろから出荷している。2、3年前の春に株分けしたウルイをハウス内に移植し、もみ殻をかぶせると1カ月ほどで顔を出して収穫期を迎える。茎の白色、葉の緑色が見た目にも美しい。

 同町吹浦、農業石井秀行さん(58)は「今冬は寒さが厳しいので、昨年より太く、しっかりと育っている。くせがなく、浅漬けやおひたし、生食、てんぷらなど、いろいろな食べ方が楽しめる」と話していた。収穫作業は5月初旬まで続くという。

2008年2月20日水曜日

やっぱり北朝鮮、核のリスト提出する気なし!

 【北京=出羽の国特派員】北朝鮮訪問を終えた米国のシグフリード・ヘッカー元国立ロスアラモス研究所長は16日、経由地の北京で記者会見し、北朝鮮の外務省当局者が「6か国協議で合意した義務をほかの国が履行するまで、完全な核計画のリストを提出する用意はない」と語ったことを明らかにした。

 重油提供やテロ支援国指定の早期解除などの見返り措置が得られない限り、「すべての核計画」の申告に応じない立場を改めて表明したものだ。

 ヘッカー氏は「申告までには重大なハードルが残されていることがわかった」と強調。また、北朝鮮が寧辺(ヨンピョン)の黒鉛減速炉の無能力化作業で使用済み燃料棒の抜き取りペースを遅らせていることについて、「このままなら何か月もかかるだろう」と語った。

 ヘッカー氏はジョエル・ウィット元国務省北朝鮮担当官、上院外交委共和党スタッフのキース・ルース氏と、核廃棄支援策をめぐって北朝鮮と意見交換するため、12日から訪朝していた。

2008年2月19日火曜日

京の都が危ない!

地震による文化財への被害について検討していた国の中央防災会議は18日、京都で直下地震が起きた場合、国指定重要文化財(重文)の建造物255件が損壊する恐れがあると発表した。

 想定した近畿圏周辺の六つの地震のいずれかで被災する恐れのある国宝は113件で全国の国宝の53%に当たる。国による文化財の地震被害想定は初めてで、所有者や地方自治体に、耐震化や延焼防止策の推進を求める。 

 人口密集地にある近畿5、中部1の計6断層を対象に調査。多くの木造建物が倒壊するという震度6強~7の揺れに見舞われたり、延焼したりすると見られる地域に、どのような文化財があるか詳しく調べた。

 最も被害予想が大きいのは、京都市中心部の直下を通り滋賀県まで走る花折(はなおれ)断層帯。マグニチュード(M)7・4の地震が予想され、京都、滋賀、大阪3府県の重文建造物255件が損壊する可能性がある。全国の重文の11%に当たる。

 うち京都府内は199件で、府内全重文の70%。二条城、清水寺、銀閣寺、西本願寺、仁和寺など世界遺産に登録されている13建造物が含まれている。

 これらの重文のうち国宝は、清水寺本堂、東寺五重塔、平等院鳳凰堂など51件で、全国の国宝の24%。府内の国宝の90%を占めた。

 次に被災予想が大きいのは、奈良・大阪府県境近くを走る生駒断層帯で、法隆寺や東大寺、春日大社、薬師寺など、奈良県を中心に重文222件(全国の10%)が損壊する危険性があり、うち国宝は55件(同25%)だった。

 大阪直下の上町断層帯では、住吉大社など国宝4件を含む重文78件に被災の恐れがある。

 今回の想定は、個別の耐震性や防火性を考慮したものではなく、これらの建造物が特に揺れや火災に弱いというわけではない。

2008年2月15日金曜日

シニアーの雑貨屋プチ・ケアが出航

鶴岡市布目の大山街道沿いに、シニア向けグッズを扱うショップ「チア・ケア」が2007年10月にオープンした。介護保険対応レンタル・販売などを手掛ける齋藤商会(齋藤信社長)が「元気なシニア世代を幅広く応援するショップ」として同社敷地内に新たに設けた。介護用品はもちろん、介護予防や運動機能の回復に役立つグッズ、栄養補助食品などを展示販売している。

ショールームには介護用品のベッド、ポータブルトイレ、浴室用いすなどの製品はもちろん、手が不自由な人でも扱いやすくデザインされたスプーンやはし、湯飲みなど、シニアの生活をサポートする各種アイデア用品を数多く取りそろえている。

介護予防や筋トレグッズ、栄養補助食品はそれぞれコーナーを設け、見やすくまとめている。「大人のドリル」や「大人の塗り絵」などの脳内トレーニンググッズをはじめ、全身各部位の機能強化を図る筋トレ用品、赤ちゃんやペットを模した癒やしグッズのコミュニケーション玩具などがある。これからの季節には軽くて履きやすいシニア向け冬用ブーツもおすすめ。福祉住環境のプロがそれぞれにあった用品、使い方をアドバイスしてくれる。


「だれにでも気軽に立ち寄ってもらい、お茶飲みしたり、情報交換の場として活用してもらいたい」(同社担当者)と、店内にはカウンターやテーブル席がある井戸端喫茶コーナーを設けた。ドリンクやコーヒーは無料。健康補助食品の試食もできる。また、モニターを見ながら実際に脳トレ体験もできる。

用品はおむつ1袋から無料配送。同社では「介護ショップの枠を超えて幅広くシニア世代を応援する店を目指したい」と話している。

(2007年12月出羽文書係取材)


介護ショップ チア・ケア
山形県鶴岡市布目字宮田155-1
TEL 0235(29)4151

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開館時間= 午前10時~午後7時
休館日= 毎週月曜、祝祭日

 

2008年2月11日月曜日

出羽の国、庄内で「ママさんブラス」発足!

ママさんブラス(吹奏楽団)をご存じですか?
子育て世代の女性を中心に結成される吹奏楽団で、現在全国各地で結成されております。

学生時代に吹奏楽部に所属されていた方は数多く、学生から卒業してもなお楽器を続けたいという場合は、「一般の社会人吹奏楽団」に所属し活動を続けます。
しかし一般の社会人吹奏楽団は、夜の活動(練習)を主とします。
そのため、続けたい意志があるにもかかわらず、女性団員のほとんどが結婚・子育てを期に団体を退団するのが現状です(家族の理解を得られ続けられる方は、ごくわずかです)

 「ママさんブラス」は、そのような子育て世代の女性を中心に結成されます。
 夜間家庭を開けることが出来ない女性が、昼に子どもを連れて、なおかつ親子共に生の音楽に触れて楽しもうというものです。
 「楽しむ」というのが第一目的ですので、社会人吹奏楽団の経験の無いブランク期間の長い方も、気兼ねなく参加可能です。
 「ママさんバレー」や「ママさんコーラス」に比べ、「ママさんブラス」はまだまだ周知度が低いのが現状です。
またインターネットを中心に全国に広がったために、インターネット環境を持たない方々にはほとんど知られていません。

 「ママさんブラスin庄内 Bean’s♪」は、幼稚園・保育園・福祉施設等での演奏会を活動目標としております。
一般の社会人バンドでは引き受けることのできない、平日日中の訪問演奏が可能というのが一番の「売り」になります。

現在の参加者はまだ10名未満。
演奏ママの他、演奏パパ・サポートパパも参加しております。
活動に理解のいただける方の参加をお待ちしております!

※近年子供を巻き込む物騒な事件が多々あるため、活動場所は公開しておりません。お気軽にお問い合わせください。

2008年1月8日火曜日

マウスの肝臓・胃からiPS細胞、臨床応用に一歩前進

皮膚から様々な臓器や組織の細胞に変化できる新型万能細胞(iPS細胞)を作った京都大学の山中伸弥教授らの研究グループが、マウスの肝臓や胃の細胞からもiPS細胞を作ることに成功した。

 従来のiPS細胞よりがん化しにくく、体の色々な細胞からより安全なiPS細胞を作れる可能性が広がった。臨床応用に向け、さらに一歩前進した。15日の米科学誌サイエンスに発表する。

 山中教授らは、ウイルスを運び役にしてがん遺伝子を含む4個の遺伝子を、人やマウスの皮膚に組み込んでiPS細胞を作った。しかし、マウスのiPS細胞を使った実験では、3割にがんができた。その後、がん遺伝子を含まない方法でマウスのiPS細胞の作製にも成功したが、さらに安全な細胞の作製研究を進めてきた。

 皮膚の代わりとなる細胞として、人でも比較的採取しやすい肝臓と胃に注目。4個の遺伝子を導入する方法でiPS細胞を作ることに成功した。皮膚とは違い、肝臓や胃の細胞で作ったiPS細胞からは、がんはできなかった。3遺伝子でも作ることができた。

 遺伝子の導入に使うウイルスは細胞の核内にある染色体を傷つけてがん化の引き金になる恐れがある。肝臓や胃の細胞では、染色体に入り込むウイルスの数が、皮膚の5~10分の1にとどまっており、ダメージが少ないため、がん化しないらしい。山中教授は「肝臓や胃でも内視鏡などで細胞を採取でき、臨床応用は可能。さらに良い方法を探っていきたい」としている。

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの西川伸一・副センター長は、「どんな組織からでもiPS細胞ができることがわかった。様々な細胞を調べれば、これまで以上に安全で効率よくiPS細胞を作れるだろう」と話している

2008年1月7日月曜日

シニアーの雑貨屋プチ・ケアが出航

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鶴岡市布目の大山街道沿いに、シニア向けグッズを扱うショップ「チア・ケア」が10月にオープンした。介護保険対応レンタル・販売などを手掛ける齋藤商会(齋藤信社長)が「元気なシニア世代を幅広く応援するショップ」として同社敷地内に新たに設けた。介護用品はもちろん、介護予防や運動機能の回復に役立つグッズ、栄養補助食品などを展示販売している。

ショールームには介護用品のベッド、ポータブルトイレ、浴室用いすなどの製品はもちろん、手が不自由な人でも扱いやすくデザインされたスプーンやはし、湯飲みなど、シニアの生活をサポートする各種アイデア用品を数多く取りそろえている。

介護予防や筋トレグッズ、栄養補助食品はそれぞれコーナーを設け、見やすくまとめている。「大人のドリル」や「大人の塗り絵」などの脳内トレーニンググッズをはじめ、全身各部位の機能強化を図る筋トレ用品、赤ちゃんやペットを模した癒やしグッズのコミュニケーション玩具などがある。これからの季節には軽くて履きやすいシニア向け冬用ブーツもおすすめ。福祉住環境のプロがそれぞれにあった用品、使い方をアドバイスしてくれる。


「だれにでも気軽に立ち寄ってもらい、お茶飲みしたり、情報交換の場として活用してもらいたい」(同社担当者)と、店内にはカウンターやテーブル席がある井戸端喫茶コーナーを設けた。ドリンクやコーヒーは無料。健康補助食品の試食もできる。また、モニターを見ながら実際に脳トレ体験もできる。

用品はおむつ1袋から無料配送。同社では「介護ショップの枠を超えて幅広くシニア世代を応援する店を目指したい」と話している。

(2007年12月取材)


介護ショップ チア・ケア
山形県鶴岡市布目字宮田155-1
TEL 0235(29)4151

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開館時間= 午前10時~午後7時
休館日= 毎週月曜、祝祭日