2008年2月28日木曜日

参道をつつむ神秘の世界 金峯神社で名物「雪灯篭祭」

 鶴岡市青龍寺の金峯神社(松浦光也宮司)で27日夜から28日にかけて、山開き祭「金峯山雪灯篭(とうろう)祭」が開かれた。27日夜には金峰山中腹の中の宮周辺に約120基の雪灯篭が並び、大勢の参拝客が足を運んだ。

 山開き祭は、修験者が旧暦2月28日に金峰山に入り、国家安穏を願う大祈祷(きとう)を行って修行の始まりとした故事にちなむ伝統の祭事。昔から男女がふもとから手を携えて登ると良縁に恵まれたことから「えんむすび祭り」とも呼ばれ、この日に参拝するとご利益が高いとされる。

 祭り名物の雪灯篭は、地元の黄金地区の住民たちが祭りに花を添えようと、実行委員会を組織して毎年作っている。今年は、同神社中の宮から参道にかけて高さ約2メートルのものを基準に大小約120基を完成させた。

 27日は午後7時すぎ、点灯式で幕開け。式の後には、参加者による「火入行事」が行われ、地元の子供たちや参拝客が雪灯篭に火をともすと、辺りは神秘的な世界に包まれていた。
 28日未明には一番祈祷で山開き祭が始まり、本祭典が行われた。 (出羽風土記者)

0 件のコメント: