【北京=出羽の国特派員】北朝鮮訪問を終えた米国のシグフリード・ヘッカー元国立ロスアラモス研究所長は16日、経由地の北京で記者会見し、北朝鮮の外務省当局者が「6か国協議で合意した義務をほかの国が履行するまで、完全な核計画のリストを提出する用意はない」と語ったことを明らかにした。
重油提供やテロ支援国指定の早期解除などの見返り措置が得られない限り、「すべての核計画」の申告に応じない立場を改めて表明したものだ。
ヘッカー氏は「申告までには重大なハードルが残されていることがわかった」と強調。また、北朝鮮が寧辺(ヨンピョン)の黒鉛減速炉の無能力化作業で使用済み燃料棒の抜き取りペースを遅らせていることについて、「このままなら何か月もかかるだろう」と語った。
ヘッカー氏はジョエル・ウィット元国務省北朝鮮担当官、上院外交委共和党スタッフのキース・ルース氏と、核廃棄支援策をめぐって北朝鮮と意見交換するため、12日から訪朝していた。
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