鶴岡市温海地域の地産地消のオリジナル限定原酒「摩耶山」の販売が2008年20日から同地域の小売店などで始まった。この新酒の発売に合わせ同日、萬国屋を会場に座談会と新酒を祝う会が開かれた。試飲した人たちからは「香りが高く、とてもフルーティーな味わい」と好評価を受けた。
温海地域の小売店でつくる「酒徳会」(佐藤満也会長、加盟20店)は2004年から、観光客にもPRできる地元にちなんだ新しい酒の創出を企画。東北銘醸(酒田市)へ依頼して限定酒の「摩耶山」の製造を始めた。
昨年度から地元農業者の五十嵐武さん、伊藤右一さん、野尻善男さんの田んぼ約1・2ヘクタールで、摩耶山ろくの清水を引いて育てた「はえぬき」を酒米に用いており、本年度は昨年5月に田植え、同10月上旬に稲刈り作業を行った。
今回の新酒は、従来の本醸造のほかに、限定販売用にしぼりたて原酒約2000本を仕込んだ。原酒の風味と切れ味の良いうまさが特長となっている。
20日の地産地消推進座談会では、米生産者、地元農協、酒の製造元、小売店、地元旅館関係者など10人が出席。本年度の稲作や酒の出来具合などを話し合うとともに、地産地消について「発酵などがバランス良く、温海の地産地消に応えられる商品に仕上がった」「摩耶山の販売は地域住民たちが口コミで広めてもらえれば」「あつみ温泉のイベントで摩耶山をしっかりPRしていく」などの意見が交わされた。
続いて、試飲会が行われ、「昨年よりもすっきりした飲み口でとてもジューシー」「果物のように香りが高い」「飲みやすく女性うけしそう」など好評を得た。
限定販売用のしぼりたて原酒の「摩耶山」は温海地域の各酒販店のほか、温泉街の各旅館、物産館しゃりんなどで取り扱っている。1本720ミリリットルで945円。
4月からは通年販売している本醸造酒(1・8リットル)の販売に切り替える予定という。
「摩耶山」の新酒の試飲が行われ、「香りが高く切れ味がいい」などと好評だった
0 件のコメント:
コメントを投稿