2008年1月8日火曜日

マウスの肝臓・胃からiPS細胞、臨床応用に一歩前進

皮膚から様々な臓器や組織の細胞に変化できる新型万能細胞(iPS細胞)を作った京都大学の山中伸弥教授らの研究グループが、マウスの肝臓や胃の細胞からもiPS細胞を作ることに成功した。

 従来のiPS細胞よりがん化しにくく、体の色々な細胞からより安全なiPS細胞を作れる可能性が広がった。臨床応用に向け、さらに一歩前進した。15日の米科学誌サイエンスに発表する。

 山中教授らは、ウイルスを運び役にしてがん遺伝子を含む4個の遺伝子を、人やマウスの皮膚に組み込んでiPS細胞を作った。しかし、マウスのiPS細胞を使った実験では、3割にがんができた。その後、がん遺伝子を含まない方法でマウスのiPS細胞の作製にも成功したが、さらに安全な細胞の作製研究を進めてきた。

 皮膚の代わりとなる細胞として、人でも比較的採取しやすい肝臓と胃に注目。4個の遺伝子を導入する方法でiPS細胞を作ることに成功した。皮膚とは違い、肝臓や胃の細胞で作ったiPS細胞からは、がんはできなかった。3遺伝子でも作ることができた。

 遺伝子の導入に使うウイルスは細胞の核内にある染色体を傷つけてがん化の引き金になる恐れがある。肝臓や胃の細胞では、染色体に入り込むウイルスの数が、皮膚の5~10分の1にとどまっており、ダメージが少ないため、がん化しないらしい。山中教授は「肝臓や胃でも内視鏡などで細胞を採取でき、臨床応用は可能。さらに良い方法を探っていきたい」としている。

 理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの西川伸一・副センター長は、「どんな組織からでもiPS細胞ができることがわかった。様々な細胞を調べれば、これまで以上に安全で効率よくiPS細胞を作れるだろう」と話している

2008年1月7日月曜日

シニアーの雑貨屋プチ・ケアが出航

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鶴岡市布目の大山街道沿いに、シニア向けグッズを扱うショップ「チア・ケア」が10月にオープンした。介護保険対応レンタル・販売などを手掛ける齋藤商会(齋藤信社長)が「元気なシニア世代を幅広く応援するショップ」として同社敷地内に新たに設けた。介護用品はもちろん、介護予防や運動機能の回復に役立つグッズ、栄養補助食品などを展示販売している。

ショールームには介護用品のベッド、ポータブルトイレ、浴室用いすなどの製品はもちろん、手が不自由な人でも扱いやすくデザインされたスプーンやはし、湯飲みなど、シニアの生活をサポートする各種アイデア用品を数多く取りそろえている。

介護予防や筋トレグッズ、栄養補助食品はそれぞれコーナーを設け、見やすくまとめている。「大人のドリル」や「大人の塗り絵」などの脳内トレーニンググッズをはじめ、全身各部位の機能強化を図る筋トレ用品、赤ちゃんやペットを模した癒やしグッズのコミュニケーション玩具などがある。これからの季節には軽くて履きやすいシニア向け冬用ブーツもおすすめ。福祉住環境のプロがそれぞれにあった用品、使い方をアドバイスしてくれる。


「だれにでも気軽に立ち寄ってもらい、お茶飲みしたり、情報交換の場として活用してもらいたい」(同社担当者)と、店内にはカウンターやテーブル席がある井戸端喫茶コーナーを設けた。ドリンクやコーヒーは無料。健康補助食品の試食もできる。また、モニターを見ながら実際に脳トレ体験もできる。

用品はおむつ1袋から無料配送。同社では「介護ショップの枠を超えて幅広くシニア世代を応援する店を目指したい」と話している。

(2007年12月取材)


介護ショップ チア・ケア
山形県鶴岡市布目字宮田155-1
TEL 0235(29)4151

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開館時間= 午前10時~午後7時
休館日= 毎週月曜、祝祭日